30日に上場のレントは5730円(公開価格の32%高)で初値つく、産業機械などのレンタル事業を展開

2025年6月30日 10:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■日本国内に加えタイ、ベトナム、インドネシアでも拡大

 6月30日に新規上場となったレント<372A>(東証スタンダード)は、産業機械、建設機械及び産業車両等のレンタル事業を日本国内及びタイ、ベトナム、インドネシアで展開する。公開価格は4330円。買い気配で始まり、取引開始から1時間近く経った午前10時前に5730円(公開価格の32%高)で初値をつけ、その後5950円(同37%高)まで上げる場面を見せて売買されている。

 環境・安全・効率をキーワードとした独自性、特長を持つ高付加価値なサービスを提供する「バリュープラスサービス」を軸に、売上高の拡大、並びに同業他社との差別化を図っている。設立は1984年6月。

 業績見通し(2025年5月期・連結、会社予想)は、売上高が488億40百万円(前期比11.8%増)、営業利益が38億70百万円(同21.6%増)、経常利益は33億50百万円(同19.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は22億40百万円(同8.0%増)。レンタル資産については、減価償却費とのバランスを考慮しながら新規投資を行うとともに、適時適切なメンテナンスを実施することにより、保有量を増加させつつ、計画的な費用の抑制、並びに稼働率の向上を図ってきた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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