良品計画が上場来高値を更新、再生可能エネ発電の「MUJI ENERGY(ムジエナジー)」設立、期待強い様子

2025年6月26日 10:07

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■JERAと共同出資、再生可能エネから創出した環境価値でブランドイメージ向上

 良品計画<7453>(東証プライム)は6月26日、反発相場となり、取引開始後は6885円(94円高)まで上げ、小幅だが2日ぶりに株式分割を考慮した上場来の高値を更新している。25日午後、火力発電事業や再生可能エネルギー事業を行うJERA(東京都中央区)との共同出資により、再生可能エネルギー発電事業を行う特別目的会社「合同会社MUJI ENERGY(ムジエナジー)」(以下「MUJI ENERGY」)の設立などを発表し、注目材料視されている。

 発表によると、「MUJI ENERGY」が太陽光発電から創出した環境価値はJERAの子会社JERA Crossを通じて、良品計画のテナント店舗などの電力由来のCO2排出量削減に活用される。設立予定日は2025年9月(予定)。今期(25年8月期)の業績への影響は軽微で、来期以降への影響についても軽微と考えるとしたが、『無印良品』のブランドイメージ向上などへの効果は大との見方がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】「貯蓄から投資へ」を後押しする高配当銘柄の魅力、証券・銀行株も安定運用の選択肢に(2025/05/16)
【株式市場特集】自己株式取得に高まる市場の期待、ETF買い終了後の「最後の防波堤」か(2025/05/26)
【株式市場特集】与野党一致の消費税減税政策、関連銘柄の投資機会が到来(2025/05/12)
【株式市場特集】年初来安値更新銘柄の決算に注目、リターン・リバーサルに期待(2025/04/28)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事