関連記事
【株式市場】日経平均は49円安、石油株などの値上がり限定的で円安など好感され後場持ち直して推移
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8354円09銭(49円14銭安)、TOPIXは2761.18ポイント(10.08ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は15億7090万株
6月23日(月)後場の東京株式市場は、米国のイラン攻撃を受けて前場上げた石油株や防衛関連株が次第にダレ模様に転じ、石油高騰と中東の緊張を示す銘柄がさえないため懸念が後退。円相場は「有事のドル買い」とされて一段円安となったため、日経平均は一段持ち直して始まり、その後もジリジリ下げ幅を縮め、大引けは前週末から続落だが小幅安にとどまった。東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株も次第に持ち直した。
後場は、キオクシアHD<285A>(東証プライム)が2日続けて大きく出直り最新SSD製品の発表リリースで2026年下半期のサンプル出荷めざす方針など打ち出し期待継続。ホギメディカル<3593>(東証プライム)は一段と上げて反発幅を広げ投資ファンド・ダルトンのCIO(最高投資責任者)を役員に推す株主提案が可決とされ利益還元の拡大などに期待。大黒屋HD<6993>(東証スタンダード)はメルカリ<4385>(東証プライム)との連携事業などに期待強く再び一段高。デリバリーコンサル<9240>(東証グロース)は終日買い気配のまま大引けストップ高となり国際コンサルタントのアクセンチュアの日本法人との代理店契約など材料視。コンヴァノ<6574>(東証グロース)は中期計画の増額修正など好感され2日連続ストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は15億7090万株(前引けは7億9677万株)、売買代金は3兆8328億円(同1兆9663億円)。プライム上場1626銘柄のうち、値上がり銘柄数は653(前引けは648)銘柄、値下がり銘柄数は915(同919)銘柄。
東証33業種別指数は12業種(前引けは11業種)が値上がりし、鉱業、精密機器、食料品、医薬品、海運、小売り、建設、サービス、などが値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
【関連記事・情報】
・【株式市場特集】「貯蓄から投資へ」を後押しする高配当銘柄の魅力、証券・銀行株も安定運用の選択肢に(2025/05/16)
・【株式市場特集】自己株式取得に高まる市場の期待、ETF買い終了後の「最後の防波堤」か(2025/05/26)
・【株式市場特集】与野党一致の消費税減税政策、関連銘柄の投資機会が到来(2025/05/12)
・【株式市場特集】年初来安値更新銘柄の決算に注目、リターン・リバーサルに期待(2025/04/28)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク