アイデミーが連日ストップ高、業績予想の増額修正に加え「初押しは買い」の経験則も

2025年6月23日 12:42

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■AI/DXプロダクト事業など好調で25年5月期は営業・経常利益が黒字化の見込みに

 アイデミー<5577>(東証グロース)は6月23日、午前10時に1123円(150円高、15%高)まで上げて2日連続ストップ高となり、年初来の高値を更新、そのまま前引けまで買い気配を続けた。6月12日に業績予想の大幅な増額修正を発表してから値上がりピッチが加速し、17日には生成AI時代のDX人材育成や企業のAIX(AI Transformation)を支援するための協業を発表。期待材料が上乗せされる相場になっている。

 また、今回の騰勢相場では19日に反落したが、経験則的には「初押しは買い」(連騰相場が始まってから最初の反落は買い)とのジンクスがあるため、このタイミングで短期的な値幅狙いの買いも加わったと見られている。

 25年5月期の連結業績予想は、売上高が従来予想を6.2%上回る20億50百万円の見込みとなり、営業利益と経常利益はともに40百万円の黒字の見込みに見直した。AI/DXプロダクト事業、AI/DXソリューション事業とも好調で、比較的規模の大きいAI/DX関連の人材育成投資を獲得でき、計画を上回る推移となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】「貯蓄から投資へ」を後押しする高配当銘柄の魅力、証券・銀行株も安定運用の選択肢に(2025/05/16)
【株式市場特集】自己株式取得に高まる市場の期待、ETF買い終了後の「最後の防波堤」か(2025/05/26)
【株式市場特集】与野党一致の消費税減税政策、関連銘柄の投資機会が到来(2025/05/12)
【株式市場特集】年初来安値更新銘柄の決算に注目、リターン・リバーサルに期待(2025/04/28)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事