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ソフトクリエイトHDは今期、独自開発の企業向け生成AIサービスなど拡大する見込み
(決算速報)
■業績予想は売上高、各利益とも連続で過去最高を更新へ
ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)の2025年3月期の連結決算は、国内市場シェアNo.1のECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」やECサイトの売上拡大のための施策となるECクラウドサービス「メルカート」などが引き続き好調に推移し、売上高は前期比10.9%増の309億51百万円となり、営業利益は同6.4%増の54億97百万円、(同6.4%増)、経常利益は同7.6%増の57億64百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同8.9%増の35億47百万円だった。売上高、各利益とも連続で最高を更新した。
生成AI市場の世界的な需要急拡大を背景として独自開発した企業向け生成AIサービス「Safe AI Gateway」の提供や、企業のデジタル変革推進への取り組みに関連した企業内情報システムサービス「SCクラウド」、「X-pointクラウド」の提供を推進するなど、ECソリューション事業及びITソリューション事業の売上拡大に注力した。
今後の見通しについては、ECサイト構築需要の拡大を背景として、国内市場シェア№1のECサイト構築パッケージ「ecbeing」及び売上拡大施策となるマイクロサービス(SaaS型)の伸びを見込み、生成AI市場の世界的な需要急拡大を背景として、独自開発の企業向け生成AIサービス「Safe AI Gateway」の拡大、企業のデジタル変革推進への取り組みに関連した企業内情報システムサービス「SCクラウド」、「X-pointクラウド」、「AgileWorksクラウド」の拡大などを見込んでいる。
今期・26年3月期の連結業績見通しは、売上高335億円(前年同期比8.2%増)、営業利益60億円(同9.1%増)、経常利益62億円(同7.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益37億80百万円(同6.5%増)を計画する。売上高、各利益とも連続で過去最高を更新することになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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