【株式市場】前場の日経平均は524円高、GW中のNY株続伸、円安など好感される

2024年4月30日 12:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万8459円01銭(524円25銭高)、TOPIXは2740.54ポイント(54.06ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億8461万株

 4月30日(火)前場の東京株式市場は、ゴールデンウイーク(GW)中にNYダウが続伸し半導体株指数なども連日上げた上、為替も一時大きく円安歩行に進んだことなどが好感されて買い安心感が広がり、半導体関連株が軒並み上げたほか、自動車、不動産、海運などにも幅広く買いが波及した。株式5分割を発表した日立製<6501>(東証プライム)や大規模な自社株買いを発表した小松製<6301>(東証プライム)は活況高。日経平均は377円高で始まり、午前11時にかけて673円41銭高(3万8608円17銭)まで上げ、前引けも上げ幅500円台で大幅続伸基調となった。

 三菱電機<6503>(東証プライム)が大幅上振れの3月決算と今期予想など好感されて一気に上場来の高値を更新し、同様にプレミアグループ<7199>(東証プライム)も最高値を更新。カゴメ<2811>(東証プライム)も業績予想の増額など好感されて上場来の高値。ヤマト・インダストリー<7886>(東証スタンダード)は「物流の2024年問題」対策株としての買い再燃とされ出直り急。データセクション<3905>(東証グロース)やさくらさくプラス<7097>(東証グロース)は米国や日本でのデータセンター需要など材料視され再び活況高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億8461万株、売買代金は2兆7528億円。プライム上場1651銘柄のうち、値上がり銘柄数は1333銘柄、値下がり銘柄数は288銘柄。

 東証33業種別指数は29業種が値上がりし、ゴム製品、海運、機械、卸売り、電気機器、輸送用機器、医薬品、非鉄金属、電力ガス、不動産などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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