みなとみらいの複合施設「横浜シンフォステージ」完成、商業施設は5月9日開業へ

2024年4月16日 15:43

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完成した横浜シンフォステージ(大林組の発表資料より)

完成した横浜シンフォステージ(大林組の発表資料より)[写真拡大]

  • 完成した横浜シンフォステージ(大林組の発表資料より)

 大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EASTが横浜市西区で共同開発する複合施設の「横浜シンフォステージ」(西区みなとみらい)が、3月31日に竣工した。商業施設とオープンイノベーションオフィスは5月9日、ヤマハの体験型ブランドショップが6月初旬、ホテルが6月24日に開業する。

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 横浜シンフォステージは、横浜高速鉄道の新高島駅から徒歩1分、JR横浜駅から徒歩8分のみなとみらい中央地区に立地し、ウエストタワーとイーストタワーで構成される。ウエストタワーは地下1階、地上30階建て、高さ158メートル、イーストタワーは地下1階、地上16階、高さ90メートル。延べ床面積は約18万3,000平方メートルになる。

 ウエストタワーは1~3階に商業施設、ヤマハの体験型ブランドショップ、5~24階にオフィス、26~30階に「京急EXホテル」が入る。イーストタワーは1~3階に商業施設、3階にオープンイノベーションオフィス、3階と5~15階にオフィスが入居する。16階には屋上テラスを設ける。

 商業施設に出店するのは15店で、うち10店が5月9日に開店、残りは順次開業する。主な店舗はドラッグストアの「クリエイト」、コンビニエンスストアの「セブンイレブン」、中華料理の「隆昌酒家」、美容皮膚科の「みなとみらい麻の葉クリニック」など。ヤマハの体験型ブランドショップは、楽器の体験エリアやライブスペースを備える。

 京急EXホテルは全150室。すべて27階以上の高層階にあり、みなとみらいの景色を眺めることができる。大浴場や露天風呂、ラウンジも完備する。オープンイノベーションオフィスはシェアオフィス、コワーキングスペースなどを設け、多様な働き方をサポートする。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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