【株式市場】日経平均は426円高、後場主力株など次第に上げ高値引け銘柄が続出

2024年4月9日 16:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万9773円13銭(426円09銭高)、TOPIXは2754.69ポイント(26.37ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は15億5143万株

 4月9日(火)後場の東京株式市場は、日銀総裁が午後、参院財政金融委員会に出席ということで様子見かと思われたが、半導体関連株の一角やTDK<6762>(東証プライム)が一段高で始まり、大手商社株や自動車株にも一段高の銘柄がみられ、ソニーG<6758>(東証プライム)や東京エレク<8035>(東証プライム)、レーザーテック<6920>(東証プライム)、三菱商事<8058>(東証プライム)などは大引けまでジリ高を続けて高値引け。住友鉱<5713>(東証プライム)も高値引け。トヨタ<7203>(東証プライム)も高値引けとなった。日経平均は212円高で始まり、13時過ぎに前場の高値を抜いた後も次第に上げ幅を広げ、426円高で高値引け。2日続伸となった。

 後場は、安川電機<6506>(東証プライム)が一段ジリ高となって出直りを強め台湾株の最高値など好感の見方。三菱マテリアル<5711>(東証プライム)も「金」の最高値などで一段高。千代田化工建設<6366>(東証スタンダード)は原油高を受けた石化製品高など材料視され一段高。デュアルタップ<3469>(東証スタンダード)は株主優待の開始が好感されて朝から大引けまで終日気配値のままストップ高。助川電気工業<7711>(東証スタンダード)も一段高となり原発再開に向けた動向や水素エネ拠点拡充など材料視。キューブ<7112>(東証グロース)は8日ぶりに反発。エフ・コード<9211>(東証グロース)は業績好調で注目事業のサービスページ公開など材料に最高値接近。上場2日目のイタミアート<168A>(東証グロース)は一段と上げてストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は15億5143万株(前引けは7億3067万株)、売買代金は3兆9597億円(同1兆9118億円)。プライム上場1652銘柄のうち、値上がり銘柄数は1155(前引けは926)銘柄、値下がり銘柄数は441(同648)銘柄。

 東証33業種別指数は28業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位は、非鉄金属、卸売り、空運、不動産、輸送用機器、機械、化学、証券商品先物、電気機器、その他金融、電力ガス、ガラス土石、金属製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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