【株式市場】前場の日経平均は813円高、日銀の超低金利継続予想や円安など好感

2024年3月18日 12:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万9521円43銭(813円79銭高)、TOPIXは2711.15ポイント(40.35ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億7160万株

 3月18日(月)前場の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合(3月18、19日)を巡り、「マイナス金利」は解除しても超低金利政策は継続するとの予想が支配的になったもようで、為替も再び円安に戻ったことなどが好感され、レーザーテック<6920>(東証プライム)が5%高などとグロース株が一斉となり、バリュー株も低利が追い風になる建設株や不動産株、商社株などから軒並み高となり、三菱商事<8058>(東証プライム)は実質的な上場来の高値を更新した。円安を受けて自動車、機械株なども活況高となった。日経平均は253円高で始まり、午前11時に905円53銭高(3万9612円94銭)まで上げ、前引けも上げ幅800円台で大幅反発基調となった。

 さくらインターネット<3778>(東証プライム)ストップ高となり、信用取引規制の解除を受け生成AI関連株への期待再燃。ACCESS<4813>(東証プライム)は1月決算が好感され一時ストップ高。エイチ・アイ・エス<9603>(東証プライム)は四半期決算や証券会社による目標株価の引き上げが好感され急伸。エヌリンクス<6578>(東証スタンダード)は業務提携など好感され2日連続ストップ高。コマースOneホールディングス<4496>(東証グロース)は業績予想の増額修正や他社とのサービス連携が好感され急伸ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億7160万株、売買代金は2兆3577億円。プライム上場1656銘柄のうち、値上がり銘柄数は1225銘柄、値下がり銘柄数は375銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が値上がりし、証券商品先物、ゴム製品、その他金融、不動産、機械、輸送用機器、電気機器、医薬品、パルプ紙、海運、サービス、精密機器、卸売り、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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