【どう見るこの株】Globeeは2Q決算発表を前に1Q大幅増益業績を見直す

2024年1月10日 09:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 Globee<5575>(東証グロース)は、前日9日に34円高の1333円と4営業日続伸して引け、昨年12月22日につけた上場来安値1096円からの底上げ幅を拡大させた。同社株は、今年1月15日に今2014年5月期第2四半期(2023年6月~11月期、2Q)累計決算の発表を予定しており、これを前に昨年10月13日に発表した今期第1四半期(2023年6月~8月期、1Q)業績が大幅増収増益で着地したことを見直し、業績期待を高め売られ過ぎ修正買いが増勢となった。テクニカル的にも、昨年6月につけた上場来高値4495円から6カ月の高値期日を通過したほか、これまで上値抵抗線となっていた25日移動平均線を明確に上抜いており調整局面一巡を示唆している。

■1Q純利益は有料会員数、教材タイトル数とも大幅に増加し73%増益

 同社の今期1Q業績は、売り上げ2億9400万円(前年同期比36.3%増)、営業利益8000万円(同62.3%増)、営業利益7900万円(同60.7%増)、純利益5200万円(同74.3%増)と好調に推移した。教育をデジタル化、AI(人工知能)化し教育とエンターテインメントを融合する英語学習アプリ「abceed」で、新規コンテンツを獲得するために第2弾としてパラマウントと提携し『ミッション インポッシブル』など50作品のライセンスを獲得するなど教材コンテンツ数が、808タイトル(同31.1%増)に増加し、前期に実施した割引キャンペーン効果も加わり、ユーザー数が364万4000人(同32.0%増)、有料会員数も8万1000人(同44.6%増)と大きく続伸しており、人員増や上場関連費用などの人件費・管理費などの負担増を吸収した。

 今5月期業績は、2Q累計業績の見通しは開示せず通期予想業績のみ公表しており、売り上げ12億5100万円(前期比32.0%増)、営業利益3億1600万円(同28.6%増)、経常利益3億1600万円(同30.9%増)、純利益2億900万円(同21.5%増)と見込み、純利益は、前期に続く過去最高更新となる。2Q累計業績が、1月15日にどう着地するか通期予想業績に対してどの程度の進捗を示すか注目されている。

■公開価格割れから上値抵抗線の25日線を上抜き75日線水準目指す

 株価は、昨年6月に公開価格1150円で新規株式公開(IPO)され2666円で初値をつけ、連続ストップ高を交えて上場来高値4495円まで買い進まれる高人気となった。同高値後は、25日線に上値を抑えられて下値を探る展開が続き高値期日一巡の昨年12月22日に上場来安値1096円まで調整した。同安値からは、公開価格割れは売られ過ぎとして底上げし25日線を上抜き調整局面一巡を示唆した。25日線を上回ったここからは次の上値目標として75日移動平均線水準の1500円台奪回を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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