ポーランドでネコが高病原性鳥インフルエンザに罹患

2023年7月8日 10:42

印刷

記事提供元:スラド

pongchang 曰く、 ポーランドのネコ、H5N1高病原性鳥インフルエンザに罹患死亡ポーランドの獣医当局Polish Chief Veterinary Officer (CVO)はネコ由来16検体からインフルエンザ A(H5N1) を検出したと発表した。(ポーランド語の報道発表資料、欧州疾病予防管理センター(ECDC)の26週週報英語

6月23日以降、ポーランドの広い地域から70体以上のネコの死骸が報告されていて、ペットの飼い主は吐物や便の扱いなども含めて、個人防護具を含めた標準予防策をとる事を奨めている。現在の所、ネコからネコへの感染や、ネコからヒトへの感染は確認されていない。過去の例ではタイの動物園で餌として与えたニワトリがH5N1を保因していて、441頭中147頭が死亡または安楽死処分となった例もあるという(Avian Flu Diaryの記事)。ネコはイヌよりもインフルエンザに罹患しやすいらしい。日本では斃死したカラスを食べて罹患したと考えられるキタキツネの遺体が回収されている(環境省の報道発表資料、北海道大学の 記事)。

  情報元へのリンク

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス

 関連ストーリー:
東京新聞のカラス肉の刺身を食べるコラムが物議。厚労省もコメントを出す 2023年03月14日
玉子が1993年以来の最高価格に。セブン‐イレブンが一部関連商品を休売へ 2023年02月02日
中国で鳥インフルエンザH10N3型のヒトへの感染が確認される 2021年06月03日
ロシアで鳥インフルエンザH5N8亜型のヒトへの感染確認 2021年02月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事