日産アリア、米Wards Auto社の「10ベストインテリア&UX」に選出

2023年5月6日 16:29

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Wards 10 Best Interiors & UXに選出された日産アリアの内装(画像:日産自動車の発表資料より)

Wards 10 Best Interiors & UXに選出された日産アリアの内装(画像:日産自動車の発表資料より)[写真拡大]

 日産自動車は2日(米国時間)、「日産アリア」が米国の自動車専門メディアWards社の「10ベストインテリア&UX(ユーザーエクスペリエンス)」(Wards 10 Best Interiors & UX)に選出されたと発表した。

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 今年で13回を迎える10ベストインテリア&UXは、インテリアの質感や快適性、使用される素材などのほか、使用するユーザー目線の利便性を評価している。選考に参加する車両価格に制限はなく、様々な車種が審査対象となる。

 今回選ばれた10車種はアメリカ車が多く、国産車では日産アリアのみが選出。Wards社の編集者でもある「10ベストインテリア&UX」のイブ・ゾイア審査員は選考理由について、数多くのEV車の中でインテリアデザインが際立っていたと、述べている。

 ハイテク感あふれる車内に乗り込むと、「プロパイロット 2.0」や、Apple CarPlay、Alexa機能などの技術により、ユーザーに快適な空間をシームレスに与えているとしている。すべての操作系が整理されており、ハイテク装備が使いやすいことも選考理由と言う。

 受賞車の大半はSUVタイプのEV車であったのも今回の特徴で、SUV人気の高さがうかがえる。アメリカでは10人に4人が次に乗るクルマをEVと決めているという統計もあり、EV車市場は今後競争がさらに激化するだろう。

 今回選ばれた10車種は、日産アリアの他、BMW i7、キャデラック リリック、フォード F-150 ライトニング、ジェネシス GV60、GMC ハマー、ヒョンデ パリセード、ジープ ワゴニア L、キア スポーテージ ハイブリッド、ランドローバー レンジローバ。6月8日にミシガン州ノバイで開催される AutoTech: Detroit で表彰される。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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