南千葉最大のショッピングセンター「ユニモちはら台」、3月から大規模リニューアルへ

2023年2月28日 16:05

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3月から大規模リニューアルに入るユニモちはら台(JLLリテールマネジメント発表資料より)

3月から大規模リニューアルに入るユニモちはら台(JLLリテールマネジメント発表資料より)[写真拡大]

  • 2階リニューアル部分のフロアマップ(JLLリテールマネジメント発表資料より)
  • 1階リニューアル部分のフロアマップ(JLLリテールマネジメント発表資料より)

 南千葉エリア最大のショッピングセンターとなる「ユニモちはら台」(千葉県市原市ちはら台)が、3月から大規模リニューアルに入る。運営するJLLリテールマネジメントが明らかにしたもので、出店する約160店のうち、店舗面積の30%以上が順次入れ替わる。食物販ゾーンが拡張されるほか、衣料の「ユニクロ」「ジーユー」などの大型テナントも新登場する。

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 ユニモちはら台は2007年の開業。11万4,000平方メートルの敷地に3階建て延べ約7万平方メートルの施設が整備され、核店舗のスーパー「ヤオコー」、シネマコンプレックスの「USシネマ」など約160店が入居している。

 今回のリニューアルは、店舗面積の30%以上を入れ替える開業以来最大規模。これまで以上に地域に根差した施設とする方向で新たに登場するテナントを選び、第1弾として3月に11店、4月に9店の合計20店が入れ替わる。

 2階の駐車場に面したエリアには、大型テナントを集める。ジーユーが3月、ユニクロが4月に隣接して新登場するのをはじめ、靴の「ABCマート」は千葉県内で初めて「ABC-MART」、「SPORTS」、「ATHLETE」の3業態を1カ所に集約する。生活雑貨・食品の「無印良品」は店舗面積を約2,200平方メートルに増床し、冷凍食品や日用品の品ぞろえを充実させる。

 1階の食物販ゾーンは3、4月にチョコレートの「ゴディバ」、和菓子の「なごみの米屋」など4店が登場する。人の出入りが最も多い入口付近にグルメショップ12店をそろえ、テイクアウトや軽食、ギフト需要に応える。

 このほか、ジュース1杯につき1円を世界の教育環境整備に使うジュースの「ゴクゴク」、生態系を守り、労働環境の厳しい基準をクリアした農園で生まれたコーヒーだけを提供する「Le Pain BonBon」など、SDGs(持続可能な開発)関連のテナントも出店する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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