パイオニア、会話するドライビングパートナー「NP1」のお試しサービス開始

　パイオニアは17日、会話するドライビングパートナー「NP1」のお試しサービスを開始した。「NP1」は、次世代通信型ドライブレコーダー、スマート音声ナビ、Wi-Fiスポット機能など、多彩な機能を搭載した世界初のAI搭載通信型オールインワン車載器だ。

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　NP1は、これまでにない商品のため、購入する前に体験したいという人もいるだろう。そんな要望に応え、Free Standardが提供する「Retailor（リテーラー）」を活用したお試しサービスを開始した。

　NP1は話しかけるだけで、まるで助手席にナビゲーターがいるかのように、道路案内を音声でしてくれる。迷うことがないように、目印まで伝えてくれるため、本当に隣に人がいるかのようだ。

　見た目はドライブレコーダーの姿をしており、そのままドライブレコーダーとしての役割も担う。前後をカメラで撮影し、もしもの時はクラウド上に録画データを保存するため、取り逃しやデータ破損を防ぐ。

　NP1が映し出す映像は共有機能なため、初めて向かう場所でも友人などが画面を見ながらリアルタイムで道案内ができる。例えば、入り組んだ住宅街などは目印になるものがほとんどないため、その土地に詳しい人の案内を聞きながら走行できるのは心強いだろう。

　Wi-Fiスポット機能にも対応しているため、自宅のようなWi-Fi環境を車内でも楽しめる。Amazonのアレクサとも接続できるほか、使えば使うほど使いやすく進化する。

　画面を見ずに、運転に集中できることで安全運転が高まるNP1は、どんなクルマにも取り付けが可能だ。そのため、輸入車など社外品のカーナビの取り付けが困難だった車両にも取り付けできる。

　今回開始されたお試しサービスの価格は、10日間で4,400円、30日間で6,600円（価格はいずれも税込）で、延長も可能だ。お試し期間が終了後に買取りする場合は、端末のお試し期間に支払った金額は差し引かれる。（記事：小泉嘉史・記事一覧を見る）