ホンダ、原付二種「リード125」をモデルチェンジ 新エンジン「eSP+」搭載

2022年1月31日 11:10

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リード125(ポセイドンブラックメタリック)(画像: 本田技研工業の発表資料より)

リード125(ポセイドンブラックメタリック)(画像: 本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]

  • パールダークアッシュブルー2
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 ホンダは28日、1982年からロングセラーモデルとなっている「LEAD」シリーズの最新モデルとして「リード125」をモデルチェンジし、3月24日に発売すると発表した。「リード125」は2013年5月から販売されている原付二種スクーターで、優れた実用性とスタイリッシュなデザインが好評のモデルだ。

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■これまでのリード125

 リード125のコンセプトは「STYLISH SEDAN SCOOTER」。都市生活を営む人に合うエレガントなスタイル、優れた動力性能と経済性、乗員の快適性と大容量収納を実現し、取り回しに優れたモデルとして発売された。

 当時のエンジンは水冷4ストロークOHC単気筒のJF45Eを採用し、最大トルクは11馬力で燃費は51.0km/L。シート下は37Lのラゲージボックスを確保。スタイリングはLEDポジションランプ、クローム処理をしたガーニッシュなどエレガントさを表現したモデルだった。

 その後は、2015年にバッテリーサイズを伴うマイナーチェンジ。2017年にはLEDヘッドライト、フロアステップの左右30mm絞り込みを行い、足つき性の向上を伴うマイナーチェンジを行った。

■マイナーチェンジしたリード125

 今回マイナーチェンジしたリード125は、エンジンをJK12Eに変更。水冷4ストロークOHC単気筒は同じであるが、eSP+(イーエスピープラス)は従来の2バルブから4バルブに変更。最高出力が8.4kWから8.3kWに、回転数が8,500rpmから8,750rpmになった。燃費もWMTCモードでは49.0km/Lとなり、力強い走りと低燃費を実現している。

 新たにHonda SMART Keyシステムを採用し、キーを携帯していればスイッチ操作だけでイグニッションON/OFFや、ハンドルロックの施錠/解錠などを行える。またワンタッチ操作で開閉できるリッド付きのフロントインナーボックスを装備。500mlのペットボトルが入るほか、スマートフォンの充電も可能なUSB Type-Cソケットを備えている。ラゲージボックスは37Lで、前モデルと同容量を確保している。

 カラーリングはツートンカラーとして「マットテクノシルバーメタリック」、単色として「パールジャスミンホワイト」「パールダークアッシュブルー2」「ポセイドンブラックメタリック」の計4色を用意。

 年間計画販売台数は8,000台。価格はマットテクノシルバーメタリックのみ33万円、それ以外は32万4,500円(いずれも消費税込)となっている。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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