トヨタ、米バイデン政権のEV優遇法案に反発声明 ビッグ3だけ追加援助

2021年11月9日 08:24

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記事提供元:スラド

トヨタは11月2日、バイデン政権が10月末に発表したEV優遇法案に対して反発する声明を出した。この反対声明はウォール・ストリート・ジャーナルなど米主要紙に広告の形で掲載された。この法案は2022年1月に導入が検討されており、施行から最初の5年間で全自動車メーカーがEV購入者に7500ドルの税額控除を行える。さらにタレコミにあるような全米自動車労組(UAW)に入っている米自動車メーカー製の電気自動車(EV)購入者に対しては、既存の7500ドルにさらに4500ドルを上乗せできる内容。このため控除の対象外となる日本企業やテスラなどは反発している(モーターファンBloomberg朝鮮日報)。

maia 曰く、 組合製、つまり全米自動車労組(UAW)加入労働者が作った、具体的にはフォード、GM、クライスラー(ステランティス)製の電気自動車を購入すると4500ドルを所得税から控除する、という特典を法案として通そうとしている。たとえ外国メーカーの米国工場で生産されても、それらは控除の対象にならない。こんな無茶苦茶な話があるか。

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