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米NTSB、Tesla Model Sの死亡事故で運転席にドライバーが座っていたとの見解
米国・テキサス州で 4 月に 2 名が死亡した Tesla Model S の衝突事故について米国家運輸安全委員会 (NTSB) が事前報告書を更新し、運転席にはドライバーが座っていたとの見解を示した (プレスリリース、 報告書、 The Verge の記事、 SlashGear の記事)。
この事故では当初、Autopilot 有効かつ運転席が無人の状態で走行していたと報じられたが、Tesla は誰かが運転席に座っていたとの見解を示しており、NTSB は衝突現場付近で Autopilot を有効にできなかったとの見解を 5 月に事前報告書で示していた。
NTSB の新たな見解はハンドルのフォレンジック調査と EDR から復元したデータの分析結果によるものだ。ハンドルの損傷は衝突後の火災によるものだが、変形は衝撃が加わったことによるものとみられる。
また、EDR から復元したデータによれば事故当時は運転席と助手席の両方に人が座っており (遺体は助手席と後部座席に 1 名ずつ)、シートベルトのバックルが固定されていたという。さらに、事故直前にドライバーがアクセルを強く踏み込んでいたというデータもあり、EDR が記録している最高速度は衝突 5 秒前の時速 67 マイル (約 108 km / h) とのことだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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