イスラエル、3回目の新型コロナワクチン接種を開始 免疫力低い人対象

2021年7月16日 08:33

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 新型コロナウィルスのワクチン接種が進んだものの、デルタ株の侵入が問題となっているイスラエルで12日、免疫力の低い成人限定であるが3回目のワクチン接種を開始することが発表された(ロイター日経新聞産経新聞日テレNEWS24)。

イスラエルでは一般の成人にも3回目接種を行うかはまだ検討中であるとしているが、米ファイザーは3回目接種(ブースター接種)でさらに予防効果が高まるとして、米FDAなどに3回目接種を求める申請を行っており、ワクチンが進んだ国々では今後3回目の接種という流れになるかもしれない。

一方でWHOのテドロス事務局長は、こうした動きに対して「優先されるべきは接種を受けていない人だ」と批判。ファイザーやモデルナに対して、ワクチンが進んだ国々の追加接種に回すのではなく、途上国に分配する国際的な枠組みCOVAXなどにワクチンを供給するべきだと呼びかけたという。

 スラドのコメントを読む | 医療

 関連ストーリー:
政府、ワクチンパスポートの申請受付を26日から開始。国内商業施設での活用も検討 2021年07月14日
ファイザー製ワクチン接種後、一時的に胸が大きくなったと感じる現象 2021年07月13日
市長がワクチン打ってるの意味が違った件。京都府舞鶴市 2021年07月08日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事