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T&Dフィナンシャル生命、従業員の健康増進目指す「生命健康宣言」策定
T&Dフィナンシャル生命保険(東京都港区)は4月30日、従業員の健康増進を目指す「生命健康宣言」を策定したことを発表した。労働時間削減や、人間ドック受診の自己負担ゼロなどを行なう。同社は「人生100年時代」を見据えたサービスを展開しており、提案する従業員の心身健康が重要と考えた。
長時間労働を防止するために、業務用PCを19時に自動シャットダウンする。ノー残業デーや早帰りデーも毎月2日以上設定。育児や介護と仕事を両立したり、業務効率化を図るために、在宅勤務も以前から進めている。
定期健康診断の完全実施や、自己負担無しで人間ドックを受診できるようにもする。疾病を予防し、異変がある場合は早期発見し治療するためだ。
身体の健康だけでなく、「内側」にも配慮する。管理職には「メンタルヘルスマネジメント検定」を取得させ、部下のメンタルヘルス不調を防ぐ。学んだ内容をもとに職場環境を改善したり、従業員のストレスチェックを実施するなどする。心身の健康問題について気軽に相談できる窓口も用意した。
同社はこれまでも経営施策として「働きがいのある職場づくり」を掲げ、時間外労働の削減や業務効率化を図ってきた。健康保険組合と協働し、保健指導事業にも取り組んでいる。活動が評価され、経済産業省による「健康経営優良法人」には2年連続で認定された。
近年行ってきた関連の取り組みをまとめて、今回改めて「T&Dフィナンシャル生命健康宣言」として策定した格好だ。従業員の健康増進に取り組む中で、従業員エンゲージメントを高め、生産性向上にもつなげる。
また同社は、健康増進を目的に社内のスポーツクラブ活動を支援したり、スポーツイベントの開催も行っている。クラブ活動には部門を超えて参加するため、社内コミュニケーションの推進にも役立っていると言う。スポーツ庁からは「スポーツエールカンパニー」として2年連続で認定されている。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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