福岡の複合商業施設「ガーデンズ千早」、第1期開業が4月24日に決定

2021年3月19日 07:32

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ガーデンズ千早の完成イメージ(高橋発表資料より)

ガーデンズ千早の完成イメージ(高橋発表資料より)[写真拡大]

 レジャー・アミューズメント事業の高橋が福岡市東区千早で整備を進めている複合商業施設の「ガーデンズ千早」が、4月24日に第1期開業することとなった。「無印良品」とスーパーの「サニー」を核テナントに、「食と健康のグッドサイクル」をコンセプトにして食物販やカフェ、フィットネス施設など合計20店が登場する。

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 施設はスポーツガーデン香椎の隣接地で、ゴルフ練習場のエスタ香椎ゴルフガーデンがあった約1万4,000平方メートルの敷地に整備される鉄骨3階建て、延べ面積は約1万5,000平方メートル。食と健康に特化した店舗を中心に据え、2022年春には、ファーマーズマーケットや多彩なジャンルのワークショップを開催できる広場をオープンさせる計画。

 1階は「食のグッドサイクル」がテーマ。スーパーのサニーが24時間営業で登場し、地場の生鮮食品や総菜などを提供する。誰もが専用キッチンで商品の試作や調理、販売ができるシェアキッチンが、商業施設内としては福岡初登場。専門家やガーデンズ千早の店舗と連携し、アイデアの実現、事業化に挑戦できる。

 無印良品は1、2階の2フロア構成で出店する。1階は衣料品や食品、ヘルス&ビューティー関係の商品など、2階は家具や収納用品、文具、台所用品などを九州最大級の豊富な品ぞろえで展開する。

 2、3階のテーマは「健康のグッドサイクル」。2階はフィットネスジムの「スポーツクラブエスタクオリア千早」が24時間営業で出店するのに加え、クリニック、調剤薬局、整骨院が開業する。3階は室内テニスコートとラウンジが設けられる。

 スポーツガーデン香椎は1965年の開業以来、総合レジャーランドとして地域の人たちに親しまれてきたが、高橋はそれを発展させる形でガーデンズ千早を整備している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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