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人材発掘へ防衛省サイバーコンテスト初の開催へ
岸信夫防衛大臣は22日の記者会見で、サイバーセキュリティに関する専門的知見を備えた優秀な人材を発掘するため、第1回目の防衛省サイバーコンテストを3月14日、オンラインで開催する、と発表した。
岸大臣は「サイバー攻撃の脅威が日々高度化・巧妙化している中で、サイバー空間における能力の向上は喫緊の課題だ」と述べた。そのうえで「1月25日から2月12日まで参加者を募集する」とした。
岸大臣は「このコンテストでは全国から参加者200名を募集した上で、コンピュータのぜい弱性の発見等サイバーセキュリティに関する問題に挑戦してもらう」とし「成績優秀者については上位5名の名前又はハンドルネームを防衛省のホームページに掲載し、表彰する。サイバーセキュリティについて専門的知見をお持ちの方々の参加をお待ちしております」と優秀な人材の参加を呼び掛けた。
また岸大臣は核兵器禁止条約が22日発行したことへの受け止めを聞かれ「日本は核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取り組みをリードしていく使命を有している。そんな中で核兵器禁止条約が目指す核廃絶というゴールを共有している。一方で、核兵器の少ない世界を実現するためには、核保有国の参加が必要だが、核兵器国の支持が得られていない。現実の安保上の脅威に適切に対処しながら、地道に現実的に核軍縮を前進させる道筋を追求していくことが大変必要なのだろう」と語った。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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