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ビザスクは上値試す、21年2月期上方修正して大幅増収増益予想
ビザスク<4490>(東マ)はビザスク1時間interviewを主力としている。21年2月期は第3四半期累計が大幅増収増益となり、通期予想も上方修正して大幅増収増益予想としている。中期的にも収益拡大基調を期待したい。株価は急伸して上場来高値を更新する場面があった。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■スポットコンサルのビザスク1時間interviewが主力
ビジネス分野に特化したナレッジシェアリングプラットフォームを運営している。具体的には、ビジネス知見を持つアドバイザーと、依頼者(大手企業を中心とする顧客層)をマッチングする、スポットコンサル=ビザスク1時間interviewを主力としている。
高精度のマッチングを実現し、20年12月末時点の知見データベース登録アドバイザー数は国内で10万人超、海外を含めると約13万人に達し、マッチング実績は累計約8万件となった。
中期成長に向けて、知見データベースを源泉に、ビザスクexpert survey、ビザスクpuroject、ビザスクliteなど、新プロダクトの拡大を推進している。
■21年2月期は上方修正して大幅増収増益予想
21年2月期の連結業績予想(7月14日に公表、1月14日に上方修正)は、営業収益が20年2月期比54.5%増の15億20百万円、営業利益が25.9%増の90百万円、経常利益が38.0%増の79百万円、純利益が79.7%増の95百万円としている。
人材採用、マーケティング施策、シンガポール子会社などの先行投資で減益予想としたが、取扱高は22億50百万円を計画し、成長を加速するとしている。
第3四半期累計は、営業収益が前年同期比61.5%増の11億26百万円、営業利益が2.1倍の1億31百万円、経常利益が2.1倍の1億23百万円、純利益が2.3倍の1億27百万円だった。取扱高が59.0%増の17億82百万円と大幅伸長し、人件費やマーケティング費の増加を吸収した。
新規クライアント獲得も進展して取扱高が大幅伸長しているため、通期予想を上方修正した。利益は従来の減益予想から一転して増益予想とした。通期取扱高の計画は56.2%増の24億50百万円としている。
なお第3四半期累計の各利益は修正後の通期利益予想を超過達成しているが、第4四半期は緊急事態宣言再発令の影響を考慮して保守的な想定としている。また広告宣伝費を追加投入(2月に大規模オンラインイベント実施予定)するとともに、利益の一部を役職員に成果として配分するとしている。中期的にも収益拡大基調を期待したい。
■株価は上値試す
株価は急伸して上場来高値を更新する場面があった。その後は利益確定売りで一転急反落となったが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。1月15日の終値は4610円、時価総額は約404億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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