【株式市場】新型コロナ拡大を受け日経平均は弱もみ合いを続け一時192円安一時192円安

2020年11月25日 12:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万6581円98銭(416円39銭高)、TOPIXは1782.72ポイント(20.32ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢となり7億6602万株

 11月25日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの最高値更新、初の3万ドル乗せなどを受け、株価指数の先物が先行高し、日経平均は303円高で始まった。ソニー<6758>(東1)やブリヂストン<5108>(東1)なども高いが、景気敏感株の日本製鉄<5401>(東1)や日本郵船<9101>(東1)などの上げが目立ち、日経平均は一時540円83銭高(2万6706円42銭)まで上げ、前引けも大幅高で続伸基調となった。

 古河電池<6937>(東1)などの電池関連株が連日活況高となり、中国のEV(電気自動車)化政策に加え外相来日で思惑も膨れ、電池・導電素材のチタン工<4098>(東1)や松尾電機<6969>(東2)、EV駆動ユニットのユニバンス<7254>(東2)なども活況高。HKS<7219>(JQS)は自動車向け回復と「3蜜」見える化IoTなどが材料視され急伸。JTOWER<4485>(東マ)は「5G」需要への期待などで一段高。

 今日上場のMITホールディングス<4016>(JQS)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格690円を71%上回る1180円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は増勢となり7億6602万株、売買代金も増え1兆5336億円。1部上場2178銘柄のうち、値上がり銘柄数は1296銘柄、値下がり銘柄数は786銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、海運、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、空運、その他金融、証券/商品先物、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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