11月23日のNY為替概況

2020年11月24日 05:06

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記事提供元:フィスコ


*05:06JST 11月23日のNY為替概況
 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は103円70銭から104円64銭まで上昇して引けた。

米国の10月シカゴ連銀全米活動指数が予想を上回ったほか、11月製造業PMI速報値が予想外に上昇し2014年9月来で最高を記録するなど良好な結果を受けた債券利回りの上昇に伴うドル買いが加速。また、トランプ米政権が進める「ワープ・スピード作戦」の責任者が12月始めにもワクチン接種が開始される可能性を指摘するとリスク選好の円売りにも拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1904ドルから1.1800ドルまで下落して引けた。

ユーロ・円は123円21銭まで下落後、123円78銭まで上昇。

  
ポンド・ドルは1.3398ドルまで上昇後、1.3264ドルまで下落。英国のジョンソン首相と欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長が今週協議すると伝えられると、通商交渉の合意期待にポンド買いが強まった。その後、良好な米国経済指標を受けたドル買いに押された。

ドル・スイスは0.9077フランまで下落後、0.9148フランまで上昇した。


[経済指標]・米・10月シカゴ連銀全米活動指数:0.83(9月:0.32←0.27)・米・11月製造業PMI速報値:56.7(予想:53.0、10月:53.4)・米・11月サービス業PMI速報値:57.7(予想:55.0、10月:56.9)・米・11月総合PMI速報値:57.9(10月:56.3)《KY》

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