豪ドル週間見通し:弱含みか、利下げ観測急浮上で売られやすい

2020年10月17日 15:26

印刷

記事提供元:フィスコ


*15:26JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、利下げ観測急浮上で売られやすい
■下落、豪準備銀行による金利引き下げの可能性残る

今週の豪ドル・円は下落。豪準備銀行(中央銀行)による金利引き下げの可能性は消えていないことや、中国は豪州産石炭の輸入を停止するとの報道が嫌気された。10月15日発表の9月雇用統計で失業率は上昇し、全体の雇用者数は減少したことも懸念された。取引レンジ:74円26銭-76円52銭。

■弱含みか、利下げ観測急浮上で売られやすい

来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁が政策金利を0.25%から0.10%まで引き下げる可能性に言及したことが引き続き材料視され、豪ドルは売られやすい。10月20日に公表される10月理事会議事要旨の内容も注目されそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・20日:豪準備銀行10月理事会議事要旨

予想レンジ:73円50銭-75円50銭《FA》

関連記事