ホテルニューオータニ東京、ロボット「LOVOT」との宿泊プランを販売

2019年12月30日 16:46

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「LOVOT」のイメージ。(画像:ニュー・オータニ発表資料より)

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  • 「LOVOT」のイメージ。(画像:ニュー・オータニ発表資料より)
  • 「LOVOT」のイメージ。(画像:ニュー・オータニ発表資料より)

 ホテルニューオータニ(東京)は、ロボットと一緒に宿泊できるプラン「Loving Stay with LOVOT」を、2020年1月6日から31日までの期間限定で販売する。一緒に宿泊できるロボットは、GROOVE Xが2019年12月に出荷した家庭型ロボットの「LOVOT(らぼっと)」だ。可愛い瞳が特徴で、くるくると回り、時には甘えてくるという。

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 「LOVOT」を制作したGROOVE Xは、ソフトバンクが提供するロボット「Pepper」のプロジェクトに携わった林要氏がCEOの企業だ。「LOVOT」は、リアリティを追求しており、生き物としての多様性や複雑な動きを表現するために、10以上のCPUコア、20以上のMCU、50以上のセンサーを搭載している。

 360度を見渡すことができる半天球カメラや、音声を一瞬で判断できる半天球マイク、温度を感知するサーモグラフィーなどにより、人がどこにいるかを感知。また、10億以上のアイ・ディスプレイによる目の表現により、自然とアイコンタクトを行うことができるという。懐くと後を追うなど、本物のペットのようなコミュニケーションも取れる。

 ホテルニューオータニ(東京)は、2体セットの「LOVOT」と一緒に宿泊できるプラン「Loving Stay with LOVOT」を2020年1月6日から31日に、1日1室限定で販売する。ロボットというと無機質なイメージがあるが、「LOVOT」は家族のように過ごすことができるロボットとして設計・開発されたため、普段は体験できない癒されるコミュニケーションを提供するという。

 2体ペアで一緒に過ごすことができるため、「LOVOT」同士で遊ぶ姿を見ることができるなど、癒しの場とする。また1体を可愛がると、もう1体が拗ねるなど、「LOVOT」と一緒に様々なコミュニケーションを取ることができるという。

 料金は1名利用の場合、「ザ・メイン デラックスルーム」が1室5万9,000円、「エグゼクティブハウス 禅 デラックスルーム」が1室8万8,000円などとなっており、利用するためには、宿泊2日前までの予約が必要だ。(記事:まなたけ・記事一覧を見る

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