関連記事
グリーンランドの氷床で湖が大きく増加、Google Earth技術による解析で判明
記事提供元:スラド
グリーンランドの氷床を撮影した航空写真を分析した結果、過去20年で氷床上に存在する湖の数が約27%増加していることが分かったという(ナショナルジオグラフィック)。
氷床上に現れる湖の数や大きさの増加は、気温の上昇に関係していると見られている。さらに、湖の水が湖の外に流れ出ることで氷床自体の崩壊が進む可能性があるともされている。
このデータは、NASAの地球観測衛星テラに搭載されている中分解能撮像分光放射計によって過去20年間に撮影された観測画像を、Google Earthで使われている技術を使って分析したもの。画像の数は1万8000枚で、データ解析には5日がかかったという。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球
関連ストーリー:
南極の氷は地球内部からの熱によっても溶かされていたという説 2017年11月17日
南極の氷の下に新たに91の「火山の可能性がある地形」が見つかる 2017年08月18日
グリーンランドの氷床上に建設された軍事基地、温暖化によって危機が訪れる 2016年09月28日
NASA、南極の氷床は厚みが増加していると発表 2015年11月04日
南極大陸の融解速度が速まっている 2014年05月22日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード