ヨドバシの新商業施設「リンクスウメダ」、開業から10日で来場者500万人突破

2019年12月6日 19:42

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来場者500万人を突破したリンクスウメダ(ヨドバシホールディングス発表資料より)

来場者500万人を突破したリンクスウメダ(ヨドバシホールディングス発表資料より)[写真拡大]

 家電量販店大手のヨドバシカメラを運営するヨドバシホールディングスは5日、大阪市北区のヨドバシ梅田タワーにオープンした複合商業施設「LINKS UMEDA(リンクスウメダ)」が、開業から10日間で来場者が500万人を突破したことを明らかにした。年末年始までの累計来場者数は1,500万人に達する見込み。

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 リンクスウメダは、35階建てで新たに開業したヨドバシ梅田タワーの地下1階から地上8階までを占め、延べ床面積が約5万5,000平方メートル。アパレル、雑貨、飲食、食物販、サービスなどの約200店が入居し、11月16日にオープンした。隣接する大型家電量販店のヨドバシカメラマルチメディア大阪と通路で連結し、大阪市最大級の商業ゾーンを形成している。

 アウトドア、インテリアなどのショッピングエリア、子ども服ブランドのミキハウスの新業態店、全ゲームがキャッシュレス対応のモーリーファンタジーなど、ファミリー向けの大型キッズエリアが設けられている。

 来場者数が好調なことについてリンクスウメダの五鬼上大介館長は、ファミリー層向けのテナントを充実させたことで、これまで梅田地区に来なかった層を新規顧客として集められたことや、ヨドバシ梅田タワーの周囲を一周するペデストリアンデッキの設置で、新たな人の流れが生まれていることなどを理由に挙げている。

 11月27日にはヨドバシ梅田タワーの9~35階に入るホテル阪急レスパイア大阪が、約1,000の客室を備えてオープンしたほか、梅田と関西空港、国内他都市を結ぶ高速バスターミナルが整備され、訪日外国人観光客やビジネス客の出入りがさらに増えている。リンクスウメダはこうした層の利用も見込み、年末年始に向けて来場者の増加を見込んでいる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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