米NHTSA、HV・EVの警告音 ドライバーが選択できる規則改正を検討

2019年9月21日 20:39

印刷

記事提供元:スラド

 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)では、ハイブリッド/電気自動車(HEV)の接近を歩行者に知らせる警告音を複数のサウンドからドライバーが選択できるようにする規則改正を検討しているそうだ(NHTSAの意見募集The Vergeの記事SlashGearの記事)。

NHTSAが2016年に発表し、2017年に発効したHEVの警告音に関する最終規則では、メーカー・モデル・年式の同じ車両は同じ走行状態(停止・バック・前進時速10km/20km/30km)で同じサウンドを発するよう定められている(H. Sameness)。今回の改正は2つの自動車業界団体(Auto AllianceとGlobal Automakers)の請願を受けたもので、NHTSAでは自動車メーカーがインストール可能なサウンドの数に関する制限撤廃を提案し、意見募集を実施している。また、NHTSAではサウンドの数に上限を設けるかどうかについても意見を求めている。改正が行われれば、自動車メーカーは規定に沿った複数のサウンドをインストールし、ドライバーが好みに応じて選択できるようになる。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | アナウンス | IT | アメリカ合衆国 | 交通

 関連ストーリー:
ハイブリッドカーは静かすぎて危険? 2008年08月07日
「ハイブリッド車等の静音性に関する対策について」のパブコメ締め切り (12/4) 迫る 2009年12月01日
車内で流すために「強化」されたエンジン音、どう思う? 2015年01月25日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事