映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』生前のゴッホの人物像と作品に迫る

2019年8月4日 21:37

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』が、2019年10月25日(金)に新宿武蔵野館ほか全国で公開される。ジョヴァンニ・ピスカーリア監督作。

■生前のゴッホの人物像と作品に迫るアートドキュメンタリー

■“無名”のゴッホ作品に魅せられた1人の女性

 美術史において最も偉大な画家の1人されるフィンセント・ファン・ゴッホ。生前は作品を評価されることもなく、その死後は殆どの作品を遺族が所有していた為、長きに渡り彼は無名の存在に近しかった。

そんな彼の作品に偶発的に出会い、魅せられたのが、とある1人の女性 ヘレーネ・クレラー・ミュラー。オランダ有数の資産家である彼女は、個人コレクターとしては最大規模となる約300点のゴッホ作品を収集。やがてそれらの一大コレクションは、1938年にクレラー=ミュラー美術館として結実した。

 映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』は、ヘレーネのフィルターを通しながら、生前のゴッホの人物像と作品に迫るアートドキュメンタリー。苦難に満ちた修業時代の素描画から、死の直前まで変化し続けた画風を、その波乱の人生と重ね合わせながら解説していく。

■マルコ・ゴルディン監修&解説役も担当

 本作の監修と同時に、ゴッホ作品の解説役を務めるのは、『ファン・ゴッホ 麦と空の間に』展キュレーターでゴッホ研究の第一人者であるマルコ・ゴルディン。また『人間の値打ち』『歓びのトスカーナ』で知られるヨーロッパの女優 ヴァレリア・ブルーニ・テデスがガイド役として登場。ゴッホとヘレーネが残した膨大な手紙から、芸術と人間の生を探究する2人の深層に迫る。

【詳細】
映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』
公開日:2019年10月25日(金)
監督:ジョヴァンニ・ピスカーリオ
脚本:マッテオ・モネータ
音楽:レモ・アンツォヴィーノ 
英題:VAN GOGH - OF WHEAT FIELDS AND CLOUDED SKIES
配給:アルバトロス・フィルム

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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