おすすめできない副業 (8) 「ハンドキャリー・運び屋」

2019年7月21日 18:44

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 副業ビジネスが注目されている今だからこそ伝えたい「おすすめできない副業」を紹介する本コラム。今回は、国内外へ荷物を届ける仕事である「ハンドキャリー・運び屋」について紹介したい。

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■一見ダークな仕事のように思えるが…

 「運び屋」と聞いてしまうと、なかなか副業として手を出すにはハードルの高い、危ない仕事のように聞こえるかもしれない。しかし、現在「ハンドキャリー」という名前で、多くは真っ当な仕事として注目されているのだ。

 ハンドキャリーとは、顧客の荷物を預かり、素早く確実に国内はもちろん、海外にまでも届ける運搬サービスだ。一般的に海外へ貨物として物を運ぶとき、複雑な手続きや制限などが多くかかってしまう。そこで、誰かが一緒に飛行機に乗って運ぶことで、その手続きや制限を受けることなく、スムーズに最短時間で配達するというのが、この仕事のベネフィットとなっている。

 主に法人や自らビジネスを行っている個人による、緊急事態の手段として用いられるため十分な報酬を得られ、副業としても成り立つものといえる。

■簡単に見えるが、意外とハードルの高い仕事

 ただ物を運ぶだけだと思い気軽に始める人もいるが、案外ハードルの高い仕事のため、長く続かなかったり初受注を得られなかったりする人が多く出ている。その大きな理由は、語学力の有無が受注やリピートにつながるからだ。

 多くの場合、海外との取引の仲介役となるため、依頼主または配送先が海外の顧客になる。そのため現地の言語が分からない場合、スムーズなやり取りができずにトラブルとなってしまう。

 またやはり、荷物を運ぶ際に運搬記録の残りにくい方法となるため、グレーな仕事を知らず知らずのうちに請け負っている可能性もある。そのようなものを見極める能力が必要になるため、副業初心者は大いに気をつける必要がある。

■気軽に始めるには、リスクの大きい副業となる

 何かできることから始めようと思っている人が、旅行ついでに考えることもあるだろう。しかし、これまで述べたようなリスクやトラブルが付き物であるため、そう簡単には始められない。十分な見極めができるようになってから、検討するのが良いだろう。(記事:後藤遼太・記事一覧を見る

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