3.1 フィリップ リム、19年秋冬ウィメンズコレクション発表

2019年7月9日 20:05

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記事提供元:ファッションプレス

 3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)の2019年秋冬ウィメンズコレクションが発表された。

■日常的な“ワードローブ”を意識

 今シーズン、デザイナーのフィリップ・リムが意識したのは、女性の日常的なワードローブ。「上品な実用性」「エレガントなスポーツウェア」「ユースフルなテーラリング」...といった相反する要素を組み込み、日常的なワードローブに不可欠なアイテムを生み出している。

 たとえば、スポーティーなプルオーバーや、アクティブなボアジャケットにはシックなカラーリングを採用。これらのウェアは、エレガントな表情とスポーツウェアとしての実用性を持ち合わせている。

 本来ならばフォーマルなテーラードジャケット&パンツのスーツルックも、美しいグリーンに染め上げ、モダンで個性的な表情に。ウエスト部分はあえて露出し、センシュアルかつカジュアルな着こなしを提案した。

■ボリューミーなシルエット

 シルエットはボリュームを強調したフォルムが主流。ダブルフェイスのコクーンコートや、オーバーサイズのウェストベルト付きケープ、丸みのあるラインが特徴的なワイドパンツなど、ボリューミーなシルエットのアイテムが多数登場している。

■ゼブラ柄がアクセント

 カラーはネイビー、ブラウン、ブラック、ホワイトなど、落ち着きのあるベーシックカラーがメイン。そこに大胆なゼブラ柄がアクセントを加えている。

■ファー フリーに

 なお3.1 フィリップ リムは今季から、ファー フリーを宣言。レディ・トゥ・ウェアおよび全アクセサリーについて、エキゾチックスキンや毛皮の使用を禁止する。ただし、ミートトレイドによる副産物とみなされたレザー及びシアリングについては、引き続き使用していく。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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