偽ニュース禁止法、シンガポールで成立 当局による監視が可能に

2019年5月13日 21:47

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 シンガポール議会が8日、インターネット上の「偽ニュース」を政府当局が取り締まれるようにするための法案を可決した。(AljazeeraBBC日刊工業新聞CNN朝日新聞ロイターSlashdot)。

 この「偽ニュース禁止法」では、偽ニュースを掲載したプラットフォームに対しその削除やアクセスの遮断、訂正などを命じることができる。また、偽ニュースを流した個人などに対する刑罰も定められている。

 この法案に対しては政府に批判的な意見をブロックできる可能性もあり、言論統制に繋がるとの批判が出ている。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | メディア | ニュース | インターネット

 関連ストーリー:
台湾が災害時の偽ニュースを厳罰化、死者が出た場合は無期懲役も 2019年05月09日
WhatsApp、偽ニュース対策としてメッセージの転送制限を世界中で適用 2019年01月25日
高齢者は偽ニュースを拡散しやすいという調査結果 2019年01月15日
メキシコで偽ニュースを発端とする殺人事件発生、SNSで扇動された群衆が無実の人物を生きたまま焼き殺す 2018年11月14日
SNSなどでの偽情報やプロパガンダ拡散に大金を支払う工作組織 2018年10月26日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事