建築倉庫ミュージアム、“学び・育ちの場"に焦点を当てた企画展

2019年5月10日 20:59

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記事提供元:ファッションプレス

 東京・品川の建築倉庫ミュージアムでは、企画展「Wandering Wonder -ここが学ぶ場-」を、2019年5月22日(水)から9月1日(日)までの期間で開催する。

■“学び・育ちの場”に焦点

 本企画展は、戦後の⺠主化とともに大きく発展を遂げてきた、日本の教育施設と生涯学習施設に焦点を当てたもの。

学びの場・育ちの場と聞いて連想される場所は様々だが、幼稚園から大学までの教育施設、図書館や美術館といった生涯学習施設の枠にとどまらず、福祉施設、体験型学習施設、アフタースクール、オルタナティブアートスペースなども含め、学びや育ちの場として計画された建築作品を、全14組の建築家による計18作品21点の建築模型と、写真などの関連資料を通じて紹介する。

■横河健、隈研吾、シーラカンスアンドアソシエイツら出展

 出展建築家・作品は、横河健/横河設計工房「六町ミュージアム フローラ」、隈研吾建築都市設計事務所「愛徳幼稚園」、⻑坂大 東畑建築事務所 Méga「KYOTO Design Lab」、シーラカンスアンドアソシエイツ「流山市立おおたかの森小・中学校、おおたかの森センター、こども図書館」など、幼稚園から美術館まで様々。

 少子高齢化や都市部への人口集中、グローバル社会、ワークライフバランス推進、あるいは学校教育における授業時間数の変更といった社会的な要素が及ぼす影響と共に多様化している、様々な建築空間を知ることが出来る。

 また、内部が一般公開されていない建築物についても、一部の作品は内部の画像をディスプレイで展示。展示室内には椅子も配置されているので、模型と画像をじっくりと見ながら、その設計意図に思いを馳せることが出来るのも、本企画展ならではの魅力の一つだろう。

■開催概要

 「Wandering Wonder -ここが学ぶ場-」
会期:2019年5月22日(水)〜9月1日(日)
※7月1日(月)〜7月19日(金)の期間は休館
※同時開催:展示室A「ガウディをはかる-GAUDIQUEST-」〜2019年6月30日(日)
会場:建築倉庫ミュージアム展示室B(東京都品川区東品川2-6-10)
開館時間:火〜日 11:00〜19:00(最終入館18:00)、月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)
※障害者手帳の所持者とその付添者1名は無料。
入場料:一般 3,000円、大学生/専門学校生 2,000円、高校生以下 1,000円
※展示室Aの観覧料含む。
※オンラインチケット制。詳細は公式ウェブサイトより。

<出展建築家>
山本理顕設計工場
横河健 | 横河設計工房
隈研吾建築都市設計事務所
坂茂
シーラカンスアンドアソシエイツ
⻑坂大
東畑建築事務所 Méga
梓設計
川原田康子+比嘉武彦 | kw+hg アーキテクツ
佐藤慎也+古澤大輔+馬場兼伸+黑川泰孝
ブルースタジオ
吉村靖孝建築設計事務所
原田真宏+原田麻魚|MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO
⻄田司+一色ヒロタカ+勝邦義+岩崎修 | オンデザイン
山﨑健太郎デザインワークショップ

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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