英国政府、自動化で約150万人の労働者が失業するリスクがあると推定

2019年3月29日 23:21

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記事提供元:スラド

taraiok曰く、 英国政府の推定によれば、自動化により約150万人の労働者が失業する可能性が高いという。中でも女性やパートタイム労働者への影響が懸念されている。すでにAmazonなどの企業はレジ係を必要としない小売店の導入を試みている最中だ(The GuardianNational Statistics for OfficeSlashdot)。

 英全国統計局(ONS)の調査では2011から2017年の間に仕事の25.3%が消滅したと報告している。この分析によれば、自動化で職を失うリスクの高い職種の70.2%は女性中心の仕事だという。また、義務教育を修了していない人は39%と失業リスクが高く、高等教育や大学を卒業した人は1.2%にまで低下する。にもかかわらず、多くの労働者、特に30代半ば以降の労働者は、ロボットの台頭に危機感を持っていないことも示唆されている。

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