豪ブランブル・ケイ島固有種のネズミが絶滅、温暖化による海面上昇が原因か

2019年2月26日 09:53

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記事提供元:スラド

 オーストラリアのグレート・バリア・リーフ北部にあるブランブル・ケイ島にのみ生息している「ブランブル・ケイ・メロミス(Melomys rubicola)」というネズミが絶滅したことをオーストリア政府が認定した(NHKナショナルジオグラフィックハフィントンポスト)。

 近年、ブランブル・ケイ島では海面の上昇によって沈むエリアが増えており、これによって島の植生が減少したことが原因だとみられている。海面上昇は地球温暖化が影響しており、「地球温暖化による哺乳類の最初の犠牲者」とも言われている。

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