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医療向け決済「HealtheeOneコレクト」、QR・電子マネー・ポイント決済に対応
(画像: HealtheeOneの発表資料より)[写真拡大]
HealtheeOne(福島県いわき市)は、2017年10月より提供を開始している医療機関向けキャッシュレス決済サービス「HealtheeOneコレクト」にQRコード、電子マネー、ポイント決済機能を追加したことを発表した。すでに提供しているクレジットカード決済に新しい決済方法を加えることで、クリニックや病院のキャッシュレス化をさらに推進できるとしている。
【こちらも】キャッシュレス決済、戦国時代を制するのはどこか? メリットは何か? (2-1)
決済のスマート化は、近年にわかに盛り上がりを見せるホットな分野と言えるだろう。日々、世界中の企業から様々な決済方法が提案されており、事実キャッシュレス化の波は怒涛の勢いで広がっている。人々の健康を守る医療施設においても、その波を避けて通ることはできない。
今回追加された新たな決済サービスは24種だ。QRコード決済は楽天ペイ・PayPay・LINE Pay・ALIPAY・WeChat Pay・ORIGAMI Pay・d払いに、電子マネー決済はSuicaをはじめとする9種の交通系電子マネー・iD・Edy・nanaco・WAONに、共通ポイント決済はPonta・楽天ポイント・dポイントにそれぞれ対応。すでに提供されていたクレジットカード決済(VISA・MASTER・JCB・Diners・American Express、銀聯)と合わせ、主要な決済サービスは全て押さえたという印象を受ける。
特に注目したい決済サービスは、QRコードを利用するALIPAYとWeChat Payだ。これらは特に中国で広く普及している決済サービスで、インバウンド対応を意識したものと言える。日本円を持ち合わせていない訪日外国人観光客にとって、使い慣れた決済方法で日本の医療サービスを利用できることは、大きな安心に繋がるだろう。
必要な機器はスマートフォンまたはタブレット端末と専用の決済端末本体(PayGate STATION)、レシート印刷用プリンターだ。決済端末はBluetoothを利用して接続するため、導入が容易で決済時の煩雑さが解消される。またPOS連動や決済種別の追加も自由に行うことが可能だ。初期費用は7万円からで月額費用は500円から。それに加え、別途決済手数料が必要となる。
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