【株式市場】米自動車輸入関税に不透明感あり日経平均は軟調だがTOPIXは高い

2019年1月17日 12:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万402円36銭(40円39銭安)、TOPIXは1541.07ポイント(3.30ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7511万株

 1月17日(木)前場の東京株式市場は、円安、NY株高を受けてコマツ<6301>(東1)やファナック<6954>(東1)などが高く始まり、日経平均も取り引き開始後に129円00銭高(2万571円75銭)まで上げた。ただ、トランプ大統領が輸入車への関税増額を検討との通信社報道があり、自動車株が朝方を除いて全体に軟調。日経平均は次第に値を消して10時半頃には安くなり、11時過ぎに100円29銭安(2万342円46銭)まで軟化した。前引けは40円39銭(2万402円36銭)。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 プレミアグループ<7199>(東1)が野村證券宛に発行した新株予約権の期限付きの行使停止を受けて高く、12月上場のミダック<6564>(東2)やリファインバース<6531>(東マ)は廃棄物再生などの内需株としてディフェンシブ性が言われて急伸。京写<6837>(JQS)は業界初の超微細スクリーン板の実用化が注目され2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億7511万株、売買代金は9579億円。1部上場2128銘柄のうち、値上がり銘柄数は1316銘柄、値下がり銘柄数は712銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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