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ドコモ、個人の「信用スコア」を金融機関に提供
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 ドコモは同社の回線契約者の情報を活用した「信用スコア」を金融機関向けに提供すると発表した。「ドコモスコアリング」として2019年3月から提供し、融資審査などに活用する計画。信用スコアは人間の社会的な信用度をスコアとして数値化するシステムで、中国ではすでに「芝麻信用」などが一般的に利用されている。
ドコモの提供する信頼性スコアは、ドコモが持つ契約内容、回線利用時間、携帯電話料金の支払い履歴などのビッグデータと、顧客の年齢や性別といった属性データを活用して算出。金融機関の融資サービスの申し込み時などに、顧客が同意した場合に算出し、金融機関だけに提供するとしている。約6700万人の顧客基盤を強みに金融サービス分野の開拓を急ぐという。
信用スコアを活用した融資サービスは、ソフトバンクがみずほ銀行と共同設立したJ.Scoreを通じて提供しているほか、ヤフーもビッグデータを活用してユーザーの信用を数値化する実証実験を進めている(ITmedia、日経新聞)。
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