SNS映えも狙える「スマホ用アダプター付き天体観測望遠鏡」発売

　ヒロ・コーポレーションがスマートフォン用アダプターを付属した天体望遠鏡を販売すると発表した。この商品は天体観測用の屈折式望遠鏡で、倍率を18倍・60倍・360倍が選択可能。本体は長さ約40cm、重量515g。アルミ製卓上三脚が付属しており場所を取らずコンパクトに設置できる設計となっている。

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■SNS映えにもなる、スマホ取り付け型天体望遠鏡

　この天体望遠鏡には接眼レンズを取り付ける天頂ミラーに、スマートフォンをセットできるようアダプターが取り付けられている。ここにスマホを設置することで、天体望遠鏡で見た映像をスマホで録画保存できる仕組みだ。映像を保存する目的だけではなく、スマホのディスプレイに映し出すことで目的物をより簡単に補足する狙いもあるとのこと。また、画面に映し出されることで2人以上で手軽に観測できるため、家族で天体観測を楽しむこともできる。

　参考店頭価格は7,980円。付属品はスマートフォン用アダプターやアルミ卓上三脚のほか、明るい月でもよく見えるルームグラスレンズ、3倍バローレンズ、20mmレンズ、6mmレンズ、天頂ミラーが付いてくる。

　2018年の夏は15年ぶりに火星が大接近し、6月下旬から9月上旬あたりまで観察しやすい時期が続く見込みだ。スマホも取り付けられるこの天体望遠鏡で、一味違ったSNS映えする火星を撮影してみていはいかがだろうか。