テラスモール湘南、開業以来初の大規模リニューアル 26日グランドオープン

2018年4月27日 09:29

印刷

「テラスモール湘南」(写真:発表資料より)

「テラスモール湘南」(写真:発表資料より)[写真拡大]

 辻堂のショッピングモール「テラスモール湘南」が開業後初のリニューアルを行い、4月26日にグランドオープンした。

【こちらも】テラスモール湘南、開業後初のリニューアルで117店を一新

■開業以来初のグランドリニューアル

 神奈川県藤沢市にある「テラスモール湘南」は、住商アーバン開発が100%出資しているショッピングモール。JR東海道線辻堂駅から直結という至便さで、近隣住民だけではなく湘南エリア全体から集客がみられる。

 今回行われたリニューアルは、2011年の開業以来初となる。2月から新店舗がオープンし、グランドリニューアルオープン時には64店舗がオープン。合計すると117の店舗がリニューアルされ、「テラスモール湘南」の魅力がいっそう高まることだろう。

■リニューアル後の変化

 リニューアル後はカフェなどの飲食店が増え、葉山の老舗「日影茶屋」によるフレンチトースト専門店も。また、都市型ファッションや雑貨店の新規出店もあり、都心まで行かなくても魅力的な商品が手に入るというメリットをもたらす。

 辻堂駅からは通路を渡り2階エントランスゾーンに直接入ることができるが、リニューアル後はここにコスメとジュエリー店舗を集積した。「TCG patagonia」など提案型アパレル+雑貨店も増やすことで湘南での暮らしを想起させ、消費行動に結びつく可能性も。家具やインテリア雑貨を販売する「unico」や「Francfranc」の出店も、ライフスタイル提案へとつながりそうだ。

■工場跡地だからこそ広い敷地を確保

 「テラスモール湘南」は延床面積が約17万平方メートルと、東京ドームの4倍近い広い敷地が特徴。都心ではないといえ、駅前にこれだけの大きな土地を確保できたことは強みとなる。実は元々ここに関東特殊製鋼という工場があり、その広大な跡地が確保されこれだけの規模となった。

 辻堂駅北口は、この工場があったため店舗がほとんどなく地味な印象だったが、「テラスモール湘南」の開店で印象が180度変化。明るい印象になったせいか周辺にはマンションが次々と建てられ、隣の藤沢よりもおしゃれな印象に。このリニューアルでさらなる客を呼び込むことができるよう、期待がかかる存在だ。(記事:stellarlight・記事一覧を見る

関連記事