初登場1位を獲得!愛に溢れた「今夜、ロマンス劇場で」

2018年2月18日 21:59

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「モノクロの女優が現実世界に来たら」という独自の設定にも注目(c)2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

「モノクロの女優が現実世界に来たら」という独自の設定にも注目(c)2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会[写真拡大]

■堂々の1位を獲得した「今夜、ロマンス劇場で」

 様々な映画が上映される中、2月10から11日の全国映画動員ランキングにおいて「今夜、ロマンス劇場で」が初週土日動員12万6000人、興収1億6600万円をマークして初登場1位となった。

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 同週には福山雅治が主演を務める「マンハント」や東野圭吾原作の「祈りの幕が下りる時」などがある中、オリジナル作品が大健闘を見せた。主演には国民的女優である綾瀬はるかを起用し、幅広い年齢層に愛される作品となっているようだ。

■「今夜、ロマンス劇場で」のあらすじ

 「ローマの休日」に憧れ、映画監督を目指す健司(坂口健太郎)。一向に監督として芽が出る気配が無い中、彼はある日ロマンス劇場にて映画を鑑賞する。その映画はモノクロであるが、主役である美雪(綾瀬はるか)に心奪われて通い始める。

 いつの間にか美雪の虜になっていた健司は、彼女に会いたいと思い始める。すると、突如スクリーンから美雪が飛び出し、彼の前に姿を現す。しかし、彼女は映画の中と同じようにモノクロのままで、「色」というものを知らなかった。

 健司は夢にまでみた美雪との出会いに感動し、彼女に色のある世界を案内する。2人はその中で次第に惹かれ合うも、美雪にはある秘密があった。その秘密が愛し合う2人の大きな障害となり始める。

■綾瀬はるかの魅力が全開!

 映画の世界を愛する青年と、その映画のヒロインが出会うというロマンスに溢れた映画。映画愛も散りばめられており、非常に見ごたえのある映画になっているようだ。

 そんな本作のヒロインを務めるのが綾瀬はるか。綾瀬はるかはドラマ「世界の中心で、愛を叫ぶ」にて主演の相手役を務め大注目を集める。それ以降も様々なドラマ・映画に出演を続けており、「鹿男あをによし」や「ホタルノヒカリ」では彼女特有の天然キャラクターや干物女の姿で男女問わずに心を癒し続けている。昨年2017年には「奥さまには取扱注意」にも出演し、さらに4月14日には写真集「BREATH」を発売。写真集では昔と変わらないその美貌と伸びやかな姿を見せてくれた。

 また、2018年2月10日には地上波にて放送された映画「本能寺ホテル」にも主演として出演。なかなか自分のしたいことを決められない女性役という難しい役どころもこなす姿を見せており、女優として確実にステップアップしているのがわかる。

 そんな綾瀬はるかが、「今夜、ロマンス劇場で」では現実世界を知らないお姫様役を熱演。今までとはまた違った姿を見せてくれるようだが、新しい綾瀬はるかをぜひ劇場にてチェックしたいところだ。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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