ハワイ、「有料ガチャ」的コンテンツの21歳未満の利用禁止を検討

2018年2月16日 23:43

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記事提供元:スラド

 米ハワイ州で、ゲーム内の課金要素を規制する法案が州議会に提出されたとのこと(AUTOMATON)。

 法案には21歳未満に対しゲーム内課金システムを備えたゲームの販売を禁じることや、ゲームのパッケージなどに「賭博のようなシステムが導入されている」といった旨の表示を義務づけることが含まれているという。

 最近ではPCや据え置き型ゲーム機向けのゲームソフトにおいても、有料でランダムにゲーム内アイテムを入手できるシステムを導入するタイトルが増えている。こういったシステムは中が見えない箱からアイテムを取り出す様子から「ルートボックス」などと呼ばれているが、Electronic Artsの「Star Wars バトルフロントⅡ」でこういったシステムの導入が検討されて大きな批判を浴び、広くこの問題が知られるようになった(過去記事)。特に問題とされているのが、低年齢層がこういった要素に多くの金銭を支払う可能性だ。そのため、こういった有料ガチャ的コンテンツは賭博と同様の扱いにして取り締まるべきではないか、という声が出ていた。

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