1日1組限定で無人島を借りてキャンプができる旅行事業、JTBが4月から

2018年2月15日 11:14

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くじら島。 (画像:ジェイティービー発表資料より)

くじら島。 (画像:ジェイティービー発表資料より)[写真拡大]

 無人島にテントを立てて一泊する。ロマンである。JTBは、VILLAGE INC.と連携し、瀬戸内海に浮かぶ通称「くじら島」と呼ばれる無人島を、1日1組限定で貸切キャンプ場として貸し出す事業「瀬戸内 貸切 無人島 KUJIRA-JIMA」を、2018年4月28日に開業すると発表した。

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 日本には多くの無人島がある。最も有名な例を挙げれば、2015年に世界遺産に認定された長崎県の軍艦島であろうか。今日では観光路が一応は設けられガイド付きで上陸はできるようになってはいるが、もちろん宿泊施設などは島にはない。

 軍艦島はともかく、キャンプのできるような無人島。探せばありそうなものではあるし、現実にもちろん存在するのだが、いろいろな手続きの問題などもあるだろうし、遊休資産となっている場合がほとんどである。今回のJTBらの試みは、日本各地にある遊休資産としての不動産の再活用と価値の開発を試みる事業の一環ともなっている。

 なお、JTBとVILLAGE INC.は、今後も岡山県の周辺諸地域において地域の魅力あるコンテンツを開発し、継続的な体験プログラムの開発などの支援を行っていく予定であるという。

 概要は以下の通りである。

【『瀬戸内 貸切 無人島 KUJIRA-JIMA』概要】

 所在地:岡山県倉敷市

 敷地面積:約3万6,000坪(周囲:約2km)

 収容人員:最小4名~最大80名(予定)

 料金:

  1泊 2万円、日帰り 1万円(大人1名・税別)

  (大人1名料金。舟での送迎・キャンピング・アクティビティ用品貸出付。詳細はサイトご参照)

 予約開始:平成30年2月13日(火)

 開業:平成30年4月28日(土)(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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