2018年1月の国内登録車販売首位は日産「ノート」

2018年2月9日 16:49

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左から日産自動車のノート、セレナ、デイズ。(画像:日産自動車発表資料より)

左から日産自動車のノート、セレナ、デイズ。(画像:日産自動車発表資料より)[写真拡大]

 日産自動車は、1月の国内登録車販売で同社の「NOTE(ノート)」が1位を獲得したことはを発表した。軽自動車を含えた総合ランキングにおいて、セレナ、デイズを含めた日産の3車種がトップ10にランクインしている。

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 もう少し具体的に見てみよう。2018年1月の全登録車販売ランキング(軽自動車を除く)では、ノートは販売台数1万2,444台で、全体で第1位を獲得。

 また、セレナは7,823台で登録車販売ランキングで4位、ミニバンセグメントで1位となっている。

 同時に、軽自動車を含む総合ランキングでは、「デイズ」シリーズが1万4,843台で2位。ノートが3位。セレナが10位となっている。全体的にいえば、日産の国内販売が好調の勢いを取り戻したといえる流れだ。

 各車種の紹介をしていこう。日産の「ノート」は、ハッチバック型乗用車と呼ばれるタイプのモデルである。ちなみに欧州の基準だと小型ミニバンもしくはミニMPVと呼ばれる。現在のモデルは2012年に登場した2代目。e-POWERと呼ばれるシリーズ方式ハイブリッドシステムを搭載したモデルも2016年以来発売されており、6年前のモデルでありながら、再評価の動きが活発になっている。

 セレナはミニバンである。初代は1991年に登場しており、現行モデルは2016年の5代目。なお、セレナのe-POWER搭載モデルの登場も予定はされているが、2018年春とのみ告知されており、現在は続報待ちの形になっている。

 デイズは軽トールワゴンである。2013年に登場し、フルモデルチェンジは行っていないので現行が初代である。もともとは三菱自動車との共同開発によって世に送り出された。ちなみにスペルはDAYS(毎日)ではなくDAYZであるが、これは「毎日を昨日までと違う楽しい日々に変えていく」というコンセプトを、SをZに反転させることで表現している。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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