凸版印刷、VR向けに材質の質感を正確に記録するデジタル化技術を開発

2018年1月9日 05:26

小

中

大

印刷

質感記録撮影の風景(左)と、質感要素データ(右)。(画像:凸版印刷発表資料より)

質感記録撮影の風景(左)と、質感要素データ(右)。(画像:凸版印刷発表資料より)[写真拡大]

写真の拡大

 写真だけでは記録しきれないことというのは色々ある。例えば、素材の持つ光沢性や、表面の凹凸、色調などである。照明の環境や角度などによってさまざまに変化してしまうこれらのデータを正確に記録し、デジタルアーカイブ化する技術を、凸版印刷が開発した。

【こちらも】デジカメ画像から三次元形状モデルを自動生成する技術、自動車デザインに応用

 具体的にそのデータをどうするのかといえば、つまり単なる二次元的な画像記録物としてではなく、三次元的な情報を備えたデータ的存在として、VR空間にそれを投影することができる、ということだ。

 本技術は、既に東京国立博物館(東洋館内)で上演されているVR作品展示「TNM&TOPPANミュージアムシアター」で公開中の、『風神雷神図のウラ-夏秋草図に秘めた想い-』の製作に活用され、同館が所蔵する重要文化財『風神雷神図屏風』(尾形光琳)『夏秋草図屏風』(酒井抱一)の再現を試みている。

 現実の文化財を、たとえばロウソクで照らしてみるとどうなるか、などということは、実際に試すことはほとんど不可能である。だが、VR空間においてなら可能だ。月明かりで照らした場合の見え方、などというのもそうである。そうしたことを、今回の展示では堪能することができる。

 開催に関する情報は以下の通り。

■場所
東京国立博物館東洋館地下1階
TNM&TOPPANミュージアムシアター

■期間
開催中~4月22日(日)

■時間
水・木・金 12:00~16:00で1時間おき
土・日・祝・休日 11:00~16:00で1時間おき

所用時間約35分、各回定員90名

■料金
高校生以上500円 小中学生300円 未就学児無料 障がい者およびその介護者各1名無料

大学生以上は博物館入管チケットを別途要する
総合文化展当日券(一般620円/大学生410円)とセット購入で一般1,000円/大学生800円(藤沢文太)

関連キーワードVR凸版印刷東京国立博物館

「研究・開発」の写真ニュース

IT・サイエンスの最新ニュース

RSS

もっと見る

主要ニュース

RSS

もっと見る

広告

SNSツール

RSS

facebook

zaikeishimbun

いいね!

twitter

@zaikei_it

フォロー

google+

Hatena

広告

ピックアップ 注目ニュース