【株式市場】数日来の円高基調が止まらず日経平均は一時下げ幅200円を超える

2017年12月15日 12:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは2万2494円76銭(199円69銭安)、TOPIXは1788.46ポイント(19.68ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億6038万株

 15日(金)前場の東京株式市場は、ここ数日の円高傾向が継続したため株価指数の先物が先行安し、日経平均は軟調に始まったまま9時30分にかけて下げ幅が200円に迫った。みずほ証券による投資判断が出た日本水産<1332>(東1)などは高いが、NTTドコモ<9737>(東1)などの携帯電話3銘柄が軒並み大幅続落し、日経平均の前引けは199円69銭安(2万2494円76銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

15日、新規上場となったイオレ<2334>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1890円を70%上回る3220円の買い気配。同じくHANATOUR JAPAN(ハナツアージャパン)<6561>(東マ・売買単位100株)は9時16分に公開価格を10%上回る2200円で初値が付き、その後2249円まで上げ、前引けは2023円。

 東証1部の出来高概算は7億6038万株、売買代金は1兆2647億円。1部上場2053銘柄のうち、値上がり銘柄数は351銘柄、値下がり銘柄数は1649銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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