動物の利口さ、脳の大きさよりもニューロン数が左右

2017年12月7日 15:29

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 犬と猫どちらが利口か。思考、計画、複雑な行動に関連する思考はニューロンの数と深い関わりがあるとされ、それを調べれば判断できるという。猫や犬などの肉食動物の脳のニューロンを数えた結果、犬には約5億3千万、猫には約2億5千万のニューロンがあり(人間は160億)、猫よりも犬のほうがニューロン数が多いことが分かっている。

 さらに、研究者らは、フェレット、マングース、アライグマ、ネコ、イヌ、ハイエナ、ライオン、クマなどのニューロンと脳のサイズの比率を研究した。この研究は捕食を行う肉食動物は、草食動物より多くのニューロンを持っているという仮説を証明するためのものだった。しかし、実際は中小型肉食動物のニューロンと脳のサイズの比は、草食動物のそれとほぼ同じであった。一方は獲物を捕らえるために、もう一方は捕食者から逃れるために脳を発達させていったと見られている。

 また、大型肉食動物では中小型肉食動物よりも、ニューロンと脳のサイズの比が小さいという。大型の捕食者は3倍ほど脳が大きいにも関わらず、ゴールデンレトリーバーのほうがニューロン数は多い。中でもクマは極端だ。脳の大きさは猫の10倍にもかかわらず、ニューロンの数は猫とほぼ同じだった。

 そのほかにも、家畜動物と野生動物では家畜のほうが脳が小さいという仮説にも挑戦している。フェレット、ネコ、イヌと野生のマングース、アライグマ、ハイエナ、ライオン、ブラウンベアを比較したところ、脳のサイズと体重の比はほぼ同じだったとしている(VANDERBILT RESEARCHFrontiersSlashdot)。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス

 関連ストーリー:
イルカは凶暴で、他の動物に比べて特に頭が良いわけではない 2013年09月12日
犬の思考が分かる日は近い? 2012年05月09日
平均的な犬の知性は人間の二歳児とほぼ同等 2009年08月12日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

「サイエンス」の写真ニュース

IT・サイエンスの最新ニュース

RSS

もっと見る

主要ニュース

RSS

もっと見る

広告

SNSツール

RSS

facebook

zaikeishimbun

いいね!

twitter

@zaikei_it

フォロー

google+

Hatena

広告

ピックアップ 注目ニュース