JR東・東京メトロ・京急のアプリ連携に京王電鉄が追加

2017年12月2日 09:45

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4社新ロゴマーク(画像: JR東日本の発表資料より)

4社新ロゴマーク(画像: JR東日本の発表資料より)[写真拡大]

  • 列車走行位置の画面イメージ。

 JR東日本は2016年10月より、東京メトロ、東急電鉄とともに、鉄道を便利で快適に利用することをめざし、各社公式スマートフォンアプリ(JR東日本アプリ、東京メトロアプリ、東急線アプリ)で、「列車走行位置」、「時刻表」機能のアプリ連携を行っている。

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 11月30日からはその連携に新たに京王電鉄の「京王アプリ」が加わった。これにより、共通駅である渋谷駅をはじめ、4社を乗り換える利用客に向け、さらに円滑に情報を提供できるようになる。

 連携する情報は、列車走行位置と時刻表だ。いずれも各社アプリから、他3社アプリの「列車走行位置」または「時刻表」ページへ遷移するボタンを設ける。希望のボタンをタップすることで、他3社のアプリが起動し、「列車走行位置」または「時刻表」をスムーズに確認することができる。

 また、ボタンをタップし他3社のアプリが起動した場合も、連携機能以外のアプリすべてが提供する情報も確認できる。

 具体的に見てみよう。たとえば東京メトロ公式アプリは、利用頻度の高い路線を登録しておくと、路線の運行情報・時刻表などを他の路線より優先的に見ることができる。さらに駅構内図や出入り口に近い車両情報を確認しておけば、混雑時でもスムーズに動くことができる。これにJR東と東急、京王が加わるのである。

 つまり自分の主要の路線を中心によく使う電鉄を登録しておけば、タップするだけで欲しい情報が入手できるだけでなく、主要路線のお役立ち情報なども入手することができるのだ。

 JR東ではこのアプリへの認知を広めるにあたり、共同プロモーションを展開。3社のアプリ連携時に作成したロゴマークに、京王電鉄のパズルをはめ、新ロゴマークとした。それとともに駅・車内のポスターやキャンペーンサイトなどで、4社共同でプロモーションを実施する。キャンペーンサイトも11月30日に公開した。

 各社アプリの利用料金は無料。ただし通信にかかる費用は利用者の負担となる。(記事:M_imai・記事一覧を見る

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