木村化工機が昨年来の高値、業績好調で値幅妙味への期待も強まる

2017年11月22日 09:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■核燃料サイクル施設の受注などで注目が再燃

 木村化工機<6378>(東1)は22日、大きく上値を追って始まり、取引開始後に14%高の654円(80円高)まで上げて昨年来の高値を更新。一時、東証1部銘柄の値上がり率1位に躍り出る場面があった。原子力産業銘柄で、先の四半期決算発表では3月通期の見通しを増額修正し、翌14日にストップ高。核燃料サイクル施設の受注などによる業績への期待が再燃している。

 動き出すと値幅妙味の大きい銘柄として注目する様子もある。このところは、2018年7月に期限を迎える日米原子力協定も材料視され、さきの米トランプ大統領の来日により、同協定が自動延長される可能性が強まったとの観測も材料のようだ。原子力産業の基盤が維持されるという意味で同社にとっては追い風になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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